バカウレさせるトランスコピーライティング(初級編)
おはようございます。
KENTです。
本日の「バカウレの極意」はコピーライティングについてです。
商品やサービスの情報を正しく、魅力的に伝える上でもっとも重要になってくるのがコピーライティングの技術です。
コピーライティングとはこちらが意図したことに対して生活者が行動してくれるように「メッセージ」として書き起こしたものです。
自分で商品やサービスを持っている人や販促に携わっている方は「相手に伝わる」メッセージの重要度に早く気付けば気づくほどバカウレに繋げることができるでしょう。
また、コピーライティングの技術はメッセージだけでなくビジネススキルの上達やコミュニケーションスキルにも繋がるのでまだ一度も学んだことがないよってかたでしたらどんなことに携わっていようと、最低1年はコピーライティングを学ぶことをお勧めします。
コピーライティングのスキルは文章を書くだけではなく、情報を伝えるスキルなので、ランディングページやセールスレターの分野だけでなく、プレゼンテーションやパブリックスピーキング、様々な人とのコミュニケーションまで幅広く応用が利くからです。
今回はそんなコピーライティングのスキルを簡単に身につけられる最低限のポイントを落とし込んだ「トランスコピーライティング」という手法をお伝えしようと思います。
わかりやすく、フレームワークしやすいようにまとめてみました。
これを読んだ後にはいきなりそこそこのコピーライティングを書くことができるようになるでしょう。
コピーライティングのスキルを身につけよう🎶
コピーライティングのスキルを身につけることはもはやビジネスでも普段のコミュニケーションでも必要不可欠だと思っています。
世の中、コピーライティングを上達させるための方法はいくつもありますし、いつでも誰でもそのスキルは伸ばせることができるので、このスキルを身につけないままでいるのは本当にもったいないと思ったので今日はその「トランスコピーライティング」をお伝えしようと思ったのです。
単純にこのブログを読んでもらったり、本を読んだり、色々な人とコミュニケーションをとったり、映画を見たり普段の生活からコピーライティングの技術を上達させることは工夫次第で可能です。
ただ、意識してやるか、やらないかの違いです。
すべてにおいて共通する部分はインプットとアウトプットです。
多くの人はインプットはするけどアウトプットは苦手です。
しかし、インプットだけでは自分のスキルとして吸収するには不十分なのでかならずインプットしたあとは最低10人にはアウトプットするようにしましょう。
これをやるだけで学んだことは確実に自分のものとして昇華していけるので、長いスパンでみれば圧倒的に今よりも高次元に崇高で高尚な自分を手に入れることができるようになります。
では「トランスコピーライティング」をはじめてみましょう。
トランスコピーライティングの奥義
ステップ1 情報をたくさん集めて整理する
まずは情報を整理していく必要があります。
コピーライティングの技術は氾濫している情報をまとめあげて、必要としている誰かに伝えていくということになります。
商品やサービスについてブレスト(brainstorming)を行ったり、リサーチを行うことから始めキーとなるポイントを抽出していきます。
ここで、情報を拾い上げておく内容は商品の特徴だけでなく、過去、現在、未来の時間軸にある、独自のウリや、USP、セルフイメージ、ベネフィットなども出せるようにしておくといいでしょう。
ステップ2 伝えるべき相手はだれなのか??
次に大事なのは誰に伝えるのか?ということをしっかり考えます。
コピーライティングはターゲットに刺さる言葉や表現をしっかり集めないと最大の効果を出すことが難しいです。
そのため、ペルソナの設定が非常に重要になってくるのですが、年齢や性別だけでなくその人がどんな人なのかを細かく設定しましょう。
人のことを理解すればするほどその人が必要としているものや悩んでいるものが見えてくるようになります。
夢や目標、願望、不安、悩み、恐怖、心配、イライラすることなどが見つけられるとよいでしょう。細かく知れば知るほどいいコピーが作成できます。
ステップ3 マジで伝えたいことを決める
伝えるべき相手が決まったら、ステップ1で出した情報の中からピックアップsびていきます。
ステップ2で決めた人は一体どういうことでどんな悩みをもっているのか?
あなたの商品やサービスがその人の悩みを解決させるポイントが見つかるか簡潔にまとめていきます。
その際、文章に落とし込む前に以下の4つを考えておくと売れる文章、コピーライティングにより近づけることができます。
1、興味生
ステップ2で決めた人はどんなことに興味をもっているのか??
より深堀していきます。
その時に相手の心理や感情を知ることがとても大切です。
相手の悩みや不安、恐怖、願望などをよく理解して一番何に「ビクン」と感情が動かされるのかをよくリサーチしましょう。
例えば、ダイエットがうまくいっていない人に対して、ダイエットのジャンルで「そのやり方はマズイ!すぐやめたほうがいいあなたのダイエット法」というようなキャッチコピーを見てしまったら、ダイエットしている人にとったら否でも応でも興味を持つと思います。
2,具体性
ステップ1でその商品についての特徴、ウリ、ベネフィット、USPなどを収集してくれたと思うのですが、その商品が具体的にどういったものなのか、特徴をしっかり書いていきます。
こういう場合、数字を使用したりするとより明確になります。
ダイエットを行うためにはどういうことが必要なのか??
「お腹をへこませるためには、おへその下に意識を集中させ、息を吐きながら腹筋をします。なぜなら・・・」
という感じに具体的に書いていきましょう。
3,反社会性(前提を覆す)
これは一般的にどのように考えられているのか??
例えば、痩せるためには炭水化物などの含む、食事の量を減らして行かなければ痩せられないと当たり前のように思われている場合、
「実は食べる回数を増やして、こまめに栄養を取り入れたほうが結果的にやせやすい身体になるんですよ」
と前提を覆す情報として伝えると読み手の人は「ビクン」としてしいます。
もちろん嘘はダメですけどね。
4,ベネフィットを紡ぎだす
ベネフィットは商品の特徴ではなく「価値」のことです。この商品を使うことによって得られる未来の姿なんかが本当の「価値」=ベネフィットと呼ばれています。
例えば例にとしてダイエットであげると
・これを飲むと健康的に痩せることができる。
・40歳の私がこのサプリを飲んだおかげで美人の伴侶と出会えた
・痩せたことで漲る自身が湧くようになって人生が楽しくなった
3つあげましたがどのベネフィットが一番響くのかはわかりません。この中からは響くものはないかもしれませんが、読み手の願望にマッチした時は感情に突き刺さると思います。
この中から最も適したベネフィットを知るためにも、伝えるべき相手を明確にして紡ぎだしましょう。
ステップ4 タイトルは出来るだけ言葉を短くしてキャッチーにまとめる
ステップ3で情報がまとまったらそれらを組み合わせたりして短くしていきます。なぜなら、情報の媒体によって文字数やスペースが決められているためです。
ブログや記事のタイトルであれば25文字程度がベターと言われています。バナーや新聞の広告の見出し、キャッチコピー、ヘッドラインなどたくさん伝えたいのはやまやまなのですが要点をコンパクトにまとめる必要があります。
詳細は別の形で伝えればいいのでステップ3の4項目のいずれかを組み合わせて
作ると良いでしょう。
意識すべきことはここでもずばり「ビクン」とさせることです。
キャッチコピー、タイトルは文章を読んでもらう入り口でもあるので、とにかく
興味性がとても大切です。
渋谷のスクランブル交差点で叫んで振り返ってもらえるくらいのタイトルをめざしましょう。
ステップ5 単語を入れ替える
コピーのメッセージをより強くするためには単語を入れ替えると良いでしょう。
伝える相手によってはいつ何時強く感じたり、また弱く感じるものです。
人それぞれ感じるポイント、印象は違ってきますからね。
例えば、以前ターゲットに近い人物と話をしていた時に
「簡単にセルライトを消す方法」
「最短でセルライトを消す方法」
どっちのほうが反応がするかを聞いた時に「簡単」はこれまで簡単にセルライトが消えなかった経験もある、「最短」のほうが何をするのかは具体的にわからないけど短期間でセルライトが消せるというのでイメージがわきやすいみたいです。
ということで「最短で」ということをコピーで使うことにしました。
こんな感じでターゲットに近い人物に意見を聞くことで単語を一つ一つ精査していくことで人が反応してくれる良いコピーが書けるようになっていきます。
伝えた相手が行動してくれるのがコピーライテイングのすべて
いかがでしたか?
ここまでが「トランスコピーライティング」です。
もっと深く書き出せば一冊の本になるくらいの情報量はありますが、これからコピーライティングを学ぶんだというくらいの人でしたら調度良いボリュームだと思います。
コピーライティングで重要なのは伝えた相手があなたの文章を読んで「ビクン」となり行動を起こしてくれることです。
そのためにあなたは読み手に対して「そっと」コピーライティングの力で背中を押して上げるのです。よく、コピーライティングは相手をコントロールする技術だとかいう人がいますが全く次元が違います。
そんな感情を持っていては相手が共感するはずもありませんし、すぐに誇張だとバレて結果的にあなたが損をすることになるだけです。
本当に行動して欲しければ相手の立場にたって、理解してその悩みや不安、などを解決してあげることです。
コピーの本質は「愛を持って生活者に行動してもらう手助けをする」ということなので、相手の為にならないことはなんの反応もでないことを覚えておきましょう。
コピーライティングスキルを上達させるために抑える大事なポイントは冒頭でもお伝えしたようにインプットとアウトプットの繰り返しです。
リサーチをしっかり行い、伝えるべき相手を明確にしてその人がどんなメッセージで「ビクン」とするのかを考えます。
そして相手に行動してもらうために、興味性や具体性、反社会性やベネフィットをまとめて伝えるのです。
氾濫している情報を更にまとめて最後に使っている単語をターゲットに合わせて調節することで相手に正しい内容で伝えられるようになります。
すべては相手に行動してもらうため。
この意識を忘れないでくださいね。
まとめ
コピーライティングのスキルは最初に述べたようにただ文章を書くだけでなく、
コミュニケーション、プレゼンテーション、パブリック・スピーキングなど様々な場面で使えます。
なぜなら色んなことが論理的思考でたっぷり詰まっているからです。
コピーライティングを身に付けることで人生の楽しさや豊かさが今より何十倍も引き伸ばせるものであると言っても過言ではありません。
僕はこのスキルを身につけたことによって今の自分があります。
ぜひ学んでいきましょう!