あんさん!押し売りはNGだよ。それよりも重要なこととはね、、、
「にいしゃん。あたしのパンツ買うて〜 ウフフ♡」
押し売りって嫌ですよねぇ〜。
こんなババァに言われた時には「死ね!」ってなりますよね〜。
今の世の中、ネットでは誰に何も言われずノンストレスで楽々買い物できる。
リアル店舗は現物見ながら買い物できるが、もれなくうざい店員もついてくる。
「今日は何をお探しですか?」
「よかったらサイズ出しますよ。他にも違う色ありますんで。」
「それとてもお似合いですよ!」
「頼むからそっとしといてくれ!」と叫びたくなる時もあると思います。
誰にも邪魔されずにそっと買い物がしたい。できれば色々な店を覗いて気に入ったものを買いたい。
であればネットを使って買うほうがいいですね。
しかし、最近のネットショッピングときたら超売り文句のオンパレードです。
「今購入した方◯人限定で2着目が半額です」
「大人気のこちらを合わせて購入すると今ならなんと、、、」
「ただいまキャンペーン中でこちらが特別価格です。」
「◯時までに注文すれば10万円相当の先着特典を差し上げます」
いかにも読者に得がありそうなコピーを並べて「今すぐ買って〜!」のオンパレード。
ネットでの買い物は要らないものまでいつの間にか買わされていることがよくあります。笑
リアル店舗より実はネットのほうがエグい売り方をしているのです。
押し売りなのに買ってしまう蟻地獄みたいなサイトがたくさんあります。
また押し売りって意外とモノを売る以外にも結構行われています。
とくに自分が得をするのであれば、あらゆる人にお願いしてくる人もいます。
「こんなん作ったんでもし、ケントさんの知り合いで必要な人いたら紹介してください」
「本を出版したのでメルマガで告知してくれませんか??」
「セミナー開催するんでぜひ紹介してくれません??」
僕のところにも全然知らない人からもいろんなリクエストがくるんですけど、本当に力になってあげようと思える人はごくわずかです。
なんで僕がやらなかんなのかな?って思う人が大半です。
まぁはっきり言うとそうひう人たちの印象が悪くなるのは当然なんですけど、なかなか減らないですね。こういう人たちのプロモーションは大体、押し売りで始まり押し売りで終わる感じです。
やればやるほどうざく思われてしまい、ファンを増やしてリピートしてもらうのが本来のマーケティングの本質なのですがかえってアンチを増やしていると思います。
気づかないうちに悪い印象を与えてしまっているのであれば改善したほうがいいですね。あえては言いませんが僕はそういう人をブロックしていきます。
紹介はかなり仲良い人でも基本はお断りしているくらいですし、あえて紹介するのであればお世話になった信頼できる人の商品やサービスか、革命的なノウハウだと僕が確信を持てた時だけだと思います。
PRで重要なことはあくまで受けてが「得だ!」と感じることです。
あなたが書いたことであなた自身が利益を得ると感じさせたらアウトです。
PRはまさに諸刃の剣でもあるのです。
こういった間違ったPRを避けるためには一体どうしたらよいのか?
ということですがその考え方が僕にはあります。
これさえ間違わなければそうそうおかしなことにはなりません。
それは「リアルの世界だったらどうだろう?」と考えることです。
あなたが久々に再会した友達がいたらなんていいますか?
「久しぶりやな〜!元気してた??」
「腹でてんな〜。さては儲かってんな〜。全身おしゃれやし」
「そういえばこないだ海で乗っていた板調子良さそうだね〜。一度乗らせてよ」
このように相手を気遣いながら冗談交じりに会話するでしょう?
まさか開口一番に
「今度セミナーやるから来てよ。三万円だけど1万円で招待するよ。いい話だからさ」
とは言わないですよねw
そんなこと言われた日にはいくら友達でも次から普通には付き合えないと思います。
しかし、ネットではこれをやっている人がたくさんいます。
これではすぐにページを閉じられてしまうのがオチです。
しかし、それが罠だとも知らずに甘い言葉にひっかかり何万円もする高額な商品を買ってしまう痛い人もたくさんいるのです。押し売りでもれなく買ってしまうのは自分に問題がありますので気をつけたほうがいいですね。
ではあなたはどうですか?
PRするつもりが押し売りになっていませんか?
PRと広告の違いについてひとつわかりやすい事例をお話しましょう。
英語で「By Me」と「Love Me」という言葉があります。
「うちは3980円で食べ放題のフレンチレストランです。満足いく季節の野菜を使った究極のフレンチをぜひ食べにきてください」
とお願いするのは「By Me」です。
「新宿で3980円で食べ放題のフレンチレストランが見つけたんだけどめっちゃ美味しかったよ」と第三者から聞いた情報は「Love Me」です。
後者の言葉の方が前者より行きたくなると思いませんか?
お店の人が宣伝した言葉を聞くより、すでに行ったことある人から感想を聞いたりしたほうが「いいこと聞いた!行ってみたいな」と思うでしょう。
この「By Me」と「Love Me」の違いが広告とPRの違いです。
そして、「Love Me」こそが正しいPRの姿勢だと思うのです。
しかし、多くの人は損得勘定で動いてしまうので自分が得だなと思えば行動します。
3980円で食べ放題のフレンチレストランがあったらめっちゃ安いので興味を引くでしょうがフレンチってもっと高級なイメージがあるので安すぎてちょっと怖いなと思う人もいるでしょう。
しかし、第三者が行ってきてその感想を聞いたらどうでしょうか?
それもあなたが良く見る有名な情報番組なんかで特集されていました。
お店も結構おしゃれな感じだし、料理も美味しそう。食べている人がテレビでも本格フレンチレストランと味はひけをとらないので感動すらしています。
PRを通して生活者に行動したくなる動機を与えることができてしまいました。
話題性があれば一時的にテレビに出たからということのみならず口コミなどで反響が倍々で増えていきそうですね。
テレビを見た人、この話を聞いた人は一度は行ってみたくなるように喚起付け出来たでしょう。これが「Love me」なのです。
この状態を作ると一切売り込みを必要としないでも、お客さんが向こうからやってきてくれるようになります。
いい商品、サービスで話題性を作ることができればファンはいくらでも作れるようになります。つまり「Love me」お客様から愛されているということです。
PRは「Love Me」を作ること。「Love me」がすべてと言っても過言ではありません。
そのためにやるべきことは「僕はこんなすごいねんから愛してください」ということではなく、愛される行動をとるということです。