困難や苦労を乗り越えるには神話の法則から学ぶといい

こんにちは!Kentです。

 

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旅の途中よりブログ更新しています。やっぱし、色んな国を回ることは貴重な経験ですね。

毎日、プライスレスな感動をたくさん感じることができていて最高です!

 

最近も素晴らしい気付きがあったので今日はそのことをブログで綴りたいと思います。

 

 みなさんは

「英雄の旅(ヒーローズ・ジャーニー)」を知っていますか?

 

ヒーローズ・ジャーニーは、神話学者・ジョセフ・キャンベルが世界中の神話からパターンを抽出して、男女問わず1000人のヒーローたちが、どのようなプロセスを歩んだかを研究し、共通する一連の流れをテンプレート化したものです。

 

テンプレートと聞くと、胡散くせいなと思う人もいるかもしれませんが、世の中の映画のほとんどはある程度テンプレートに沿って物語が作られているんですよ。

 

このヒーローズ・ジャーニーを作った一連の流れは、別に神話の中だけの話ではありません。

 

実は、私たちの人生の流れもこの「ヒーローズ・ジャーニー」を辿っていたりします。

 

僕の中ではこの概念がとても意味深く、今後の自分の人生や対人関係、仕事なんかに色々活かせる素晴らしい話だなと思ったんでこの話をしています。

 

昔から受け継がれてきたどの神話や映画にも大概は「ストーリーの構成」というのが存在しています。

 

どんな話でも最初から最後まで一定の波長のままストーリーが進んだら、とてもつまらないものになってしまいますよね。やっぱり、ストーリーの中には面白かったり、悲しかったり、驚きがあったり波がないと楽しめません。

 

神話や映画ではこの一連を流れを型にしたテンプレートというものが、昔から存在していたんです。

 

それをまた、神話学者・ジョセフ・キャンベルが様々なストーリーを研究していくうえで、現代のヒーローズ・ジャーニーという型に落とし込んだのです。

 

映画監督のジョージ・ルーカス氏が映画『スターウォーズ』の制作に「ヒーローズジャーニー」の思想を取り入れたことは、広く知られていることです。

 

 

ではここから、「ヒーローズジャーニー」とは一体どんな型なのかをご紹介していきたいと思います。

 

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 ヒーローズジャーニー 

1.Calling(天命)
2.Commitment(旅の始まり)
3.Threshold(境界線)
4.Guardians(メンター)
5.Demon(悪魔)
6.Transformation(変容)
7.Complete the task(課題完了)
8.Return home(故郷へ帰る)

 

ストーリーを作る上で、この流れで話を組み立てると最初から最後まで興味深く見ることができると言われています。

 

人は感情によって行動する生き物なので、モノを売る時なんかでも、上手にストーリーを語り、心が動かされれば商品を買ってくれたり、人に勧めたりしてくれるようになるわけです。

 

あなたの商品やサービス、又は会社のストーリーを描くことができれば、今よりももっと人に伝わりやすくなると思いませんか??

 

例えば、テレビである有名企業の社長の紹介があったとしましょう。

 

今では、その会社はテレビや新聞の取材に引っ張りだこになるような、誰もが知っているような有名なカンパニーだったとしても、つい最近までは、売上がほとんど立たない借金まみれのどうしようもない社長だったと聞けば、少しは興味を持ちますよね。

 

このように、ストーリーを見つけて、それをうまく人に伝えられることができれば、それはあなたの会社の武器になるのです。

 

この話をすると、「ストーリーなんかうちにはないよ」って言う人が多いですが、誰にでも何かしらのネタはあるはずなんです。むしろないなら作ればいいだけの話なんですけどね。

 

そのためのヒーローズジャーニーと言ってもいいかもしれません。

このヒーローズ・ジャーニーの型にはめながらストーリーを作ってみてはどうでしょうか?

 

このようなワークをすると決まって会社や個人のことを、客観的に見ることができるので、新しい発見にもつながるのでオススメです。

 

意外な一面が見えるかもしれませんね。

 

私はこのヒーローズ・ジャーニーの思想は、人生にも使えるもんだなとも感じています。いや、正確には当てはめて、自分なりのヒーローズ・ジャーニーを作ってみたりしています。

 

自分の人生の中でも困難や苦労が来たらヒーローズジャーニーの当てはめて考えると、自分が映画の主人公のような気分になってイメージをしやすくなるんですよね。

 

困難のない人生なんて一生懸命に生きていたら、無いはずはないので、そんな時にヒーローズ・ジャーニーを思い出すと、気持ち的に次を考える余裕が生まれてくると思うのです。

 

何か夢や目標に向かって行動していれば、ライバルが現れたり、自分の周りの人が病気になったりと、色々な障害があなたに訪れると思います。

 

そんな時にヒーローズ・ジャーニーを思い出して見るのです。

 

例えば、強力なライバルが現れたら、5.Demon(悪魔)のステージなんだと考えれば、それを乗り越えるための施策を考えられたりするわけです。

 

また自分の周りの大切な人が病気になってしまったなら、3.Threshold(境界線)の段階にいると考えて、どうすれば乗り越えられるのか?と考えたりもできますよね。

 

つまり、ヒーローズ・ジャーニーを元に現状を分析することができれば、次の段階に行くために必要な物は何なのかという手がかりを見つけることができるようになるのです。

 

答えは自分で見つけ出すということが大切ですが、ヒーローズ・ジャーニーを念頭において分析することで、様々な障害や困難も落ち着いて対応することが出来るようになります。

 

これから、あなたが本当にしたいことを踏み出す時には、ヒーローズ・ジャーニーに当てはめて考えてみましょう。

 

それではまた!

あなたのヒーローズ・ジャーニーが輝きますように!☆